目には目を、テロリストには爆弾テロ

リリアとトレイズⅣ イクストーヴァの一番長い日〈下〉』を読みましたのですよ。リリトレとしては第2話後編といったところ。


晦日〜新年を雪に閉ざされた山奥の別荘で二人っきりで過ごすことになったリリアとトレイズ、おおこれは何かありそうなワイルドセブン予感! と思ったらそんな予感とは全然違う方向で大事件が発生してしまいまして。女王とその旦那も巻き込んでダイ・ハードみたいなことになってる。


テロリストのボスの正体はやはり期待を裏切らないあの人でした。女王も知らなかった“イクストーヴァの秘宝”とやらもなるほどと感心させられましたのですよ。


いまいちパッとしない主人公の片割れのトレイズですが、普通人っぽいところが結構好きです。ヴィルは切れ者だったけどちょっとリアクションが薄い印象だったからなぁ。


ところであとがきのアレはずるいと思いますのですよ。黒星紅白氏は良い仕事しすぎです。