泣き女とか言うとちょっとニュアンスが変わってくる

電撃小説大賞で大賞を受賞した『お留守バンシー』を読んでみました。


お留守バンシー (電撃文庫)

お留守バンシー (電撃文庫)

19世紀中頃のヨーロッパのとある城に住まう吸血鬼に仕えるバンシーと、面白おかしな城の住人達が織りなすコメディーですわ。
大賞受賞の看板に違わぬ完成度ですが、私が普段持て囃している要素は控えめで、個人的には刺激がたりなかったかな。早くも続刊の刊行が予定されているようですが、続きを買うかと問われるとちと微妙です。