したり顔の星詠みが出てきやしないかとヒヤヒヤしましたよw
『空ノ鐘の響く惑星(ほし)で』が堂々の完結でございます。
- 作者: 渡瀬草一郎,岩崎美奈子
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2006/10/01
- メディア: 文庫
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個人的には理想的な結末でございました。私はこの感動を与えてくれた渡瀬先生にお礼がしたい! 次の作品もぜひ買わせていただきましょう。
クライマックスの、フェリオとリセリナが異次元空間を彷徨うシーン、二人が行方不明になっている間のウルクや他の人々の様子、そして帰還という一連の流れがとてもよかった。
パラサイトムーンの3巻ライスとでも弓の消失→残された心弥の描写→帰還という流れがあって、こちらはやや食い足りない感じだったのに対し、今回は十分に堪能させていただきました。
さらにエピローグで数年後が、しかも期待した以上の展開になっていたことに非常に驚き、そして嬉しかったり。うん、やっぱりスタンディングオベーションにふさわしい、素晴らしいエンディングでした。