消されるな、この思い 忘れるな、我が痛み

ゼーガペイン』が最終回を迎えまして、不肖私めも専門用語の氾濫に翻弄されつつもしっかり楽しませていただきました。すばらしい最終回というか、近年稀に見る卓越したシリーズ構成だったと思いますのですよ。
毎回衝撃的な、あるいは感慨深い引きにうわあああとなり、エンディングテーマを聞いてしんみりとして、次回予告の締めの台詞にあうぁあああとなりました。今ではOP・EDを聞いていると喉の奥が熱くなったりします。思い出ししんみり。


痛みを捨てた無限の意識、時を加速させた論理空間での無限進化というのは、それはそれでひとつの在り方であろうとは思うのですが、それを全人類に強制するのはエゴだろ。そんなのは世界の私物化じゃんよ。


悩みながらも全編とおして前向きだった主人公・十凍京が良かった。暗くなりがちだったストーリーにおいて、彼の積極性に引っ張られて最後まで視聴することができました。
すばらしい作品を本当にありがとうと言いたい。