衝撃! 機械神は猫耳だった!?

ゲーマーズ・フィールド誌10−6号に掲載されたアルシャードffリプレイ『砂漠の異教神』を読みましたのですよ。先日発売されたサプリメント『ウィンカスター・フォーチュンサービス』に掲載されたハンドアウトテンプレートとランダムシナリオを使用しており、実際のプレイでの運用例としても参考になります。


アルシャードフォルティッシモサプリメント ウィンカスター・フォーチュンサービス

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ランダムシナリオというのは読んで字の如く、チャート類を参照してプレイしながらシナリオを構築していくというギミックであります。どんなイベントが発生するのかGMにも先が読めないわけで、参加するPLにもGM的センスが求められるというか、状況を見て自らシナリオを演出する工夫ができるところが面白い。
ミドルフェイズでグダグダしないように、ポイントがたまるかシーン数が規定に達すればとにかくストーリーが進む仕掛けになっているのですが、ここでPLは自PCの持っているクエストを達成できるように積極的にシナリオを演出しようとする姿勢が求められるわけですな。もちろん他PCとの調整も必須なわけですが、こういったプレイヤー技術は通常のシナリオにもフィードバック可能であると考えられ、向上を目指す余地があるのではないかと思うのです。