出たぁ アレは“48のポリ殺し”の中の“非情なるギター”だ〜〜〜!!

このところ一部のWebや書店で取り上げられている漫画がありまして、流行物に弱い私もついつい釣られて手にとってみてしまいましたのですよ。それがこれ! 『デトロイト・メタル・シティ』だ!


デトロイト・メタル・シティ (1) (JETS COMICS (246))

デトロイト・メタル・シティ (1) (JETS COMICS (246))

インディーズシーンで絶大な支持を集める暴虐無比のデスメタルバンド“デトロイト・メタル・シティ”のギターヴォーカル「クラウザーⅡ世」、しかしてその実態はポップでオシャレな音楽をこよなく愛する気弱で純朴で人畜無害な田舎者青年根岸崇一。彼は悩んでいた。こんなもの(DMC)は僕がやりたい音楽じゃない、僕がやりたいのはお母さんに「良い感じの音楽ね」と言ってもらえるようなものなんだ。今の僕は本当の僕じゃないんだ。しかし彼の思いとは裏腹に、本当にやりたい音楽は誰にも見向きもされず、DMCの人気はうなぎのぼり……といった感じのコメディであります。


実際に読んでみた感想は、帯のハロルド作石氏のコメントのとおりです。クラウザーさんこと根岸君が苦悩するたびになんともいえないおかしさがこみ上げてきてしまいます。しかしまぁ根岸君も口では嫌だ嫌だと言ってますがいざクラウザーになるとノリノリだからなぁ。つーか本編でも何か困ったことがあるとクラウザーになって解決してるし。実は結構気に入っているんじゃないのか!?