さすがのGMも2時間放置は猛省……!

久しぶりに*1アリアンロッドでGMしましたのですよ。まぁだいたい予定通り進行したのですが、いくつか反省すべき事態が発生しまして。それを軽く振り返ってみる。


PCはLV11〜13で全ての上級職を網羅した8人パーティ*2。毎度毎度、「今日こそ2〜3人ぶっ殺してやる!」と息巻いてみるものの終わってみるといまひとつピンチを演出しきれない私は、今日こそはと必殺の念をもってエネミーの編成を行いました。


シナリオのシチュエーションやスキルの連携等を考慮し、選び出したのが騎馬兵×3、タンクゴーレム×3、ナイトメア×1という面々。《コンバットセンス》*3で先手をとって騎馬兵をPCのエンゲージに突入させて移動を阻害し、ナイトメアの《切り裂く人形》*4でプリーストPC*5の《プロテクション》を封じた上でタンクゴーレムの《範囲攻撃》+《徹甲弾装填》*6のに集中砲火で後衛を殲滅、という作戦です。


結果的にこの策が大当たり。
PCを前衛・後衛のスクウェアに任意に配置させた上で、今回のシナリオは2回しか戦闘ないからギルドスキル《陣形》はたぶん回数余るから使用したほうがいいんじゃないですかね〜、とぶっちゃけるもPLたちは「《陣形》(゚⊿゚)イラネ」と判断。どうも、いつも私のマスタリングはエネミーの選定がヌルく、態度もちゃらけているのでPLから甘く見られているようです*7
それに対し「オレを本気にさせた、あんたがイケナイんだぜ」とばかりに卑怯連携で攻撃を加える大人気ないGM*8。この攻撃でPCのウィザードとスカウトを戦闘不能に追い込み、また《ガーディアン》を何回か使用させるといった危機的状況を発生させることに成功しました。
この後、生き残ったPCの反撃で3ターン後に戦闘が終了したのですがそれまでに2時間、最初に落ちたウィザードとスカウトを放置してしまいまして。ウィザードのPLはアリアンロッド初プレイだというのに……正直、すまなかった。いっそサブマスに任命して騎馬兵の判定とかを担当してもらえばよかった。ルール覚えるのに足しになったかもしれないのに。いや、申し訳ない。


さてシナリオは予定通り進行しクライマックスフェイズに突入しました。ラストバトルのエネミーはネームドの塊怨樹に加えてフォモールソードダンサー、アムドゥシアス、カラミティ*9バグベアニンジャがそれぞれ1体という編成。塊怨樹の《広がる森》*10+《怨念の棘》*11でじわじわと追い詰めつつ、フォモールソードダンサーの高い接近戦能力+アムドゥシアスの《ジョイフル・ジョイフル》で前衛を各個撃破、カラミティは「重圧」で《プロテクション》を封じ、バグベアニンジャは嫌がらせ&タゲそらしという作戦です。実はここでノームを1体追加して地属性の魔法攻撃で「転倒」を付加するというのも考えたのですが、異なる種類のエネミーを6体というのはGM的にも管理が面倒くさいので取りやめ。


さすがにラストバトルと判りきっているとギルドスキルや一発奥義*12を惜しげもなく使えるようで、先の戦闘よりもかなり楽に倒されてしまいました。結局《蘇生》や《祝福》は余ってしまったし、まだまだ私のマスタリングはヌルいということか。まぁそれでも今回は2名戦闘不能、フェイト残数もいつもより少なめとそれなりに戦果はあがったようです。引き続き、PLに無礼*13られないようなマスタリングができるように頑張っていきたいと思います。


アリアンロッドRPG上級ルールブック

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リインフォース―アリアンロッド拡張データブック

リインフォース―アリアンロッド拡張データブック

*1:オレがGMやるときって気がつくとこの前置きがつくな……またしても猛省……!

*2:かなり贅沢な編成だよな、これ。

*3:1ターン目のセットアップフェイズに行動可能。

*4:範囲(選択)に「重圧」を与える。抵抗は精神判定。

*5:元しぃし〜アコ

*6:物理防護点無視。

*7:戦闘中に寝ちゃう人とかいるし。

*8:大人だからできるんだよぉ!

*9:煙の中に目玉が浮かんだ姿のアンデッド。

*10:シーン全体(選択)を攻撃。

*11:毎ターン10点のダメージを与えるバッドステータス。

*12:《ボルテクスアタック》や《マジックフォージ》、《ソウルバスター》といった1シナリオに1回しか使えない強力なスキル。

*13:なめ