お前と俺とは親友親友

富士見ミステリー文庫の『GOSICK(5)』を読みましたのですよ。
今回使われていた仕掛け、子供の頃に読んだ物の本に記されていた、第一次大戦中に連合国軍がピンチの時に謎の騎兵隊が現れドイツ軍を混乱させたというエピソードを思い出しました。ごく最近までオカルト(のフリをしたインチキも含む)は人の心になんらかの作用をもたらしていたのかもしれない。あるいは現在でも。ようするにアリってことですよ。
ところで本編主人公コンビの久城とヴィクトリカ、かなり踏み込んだ発言をしている割にはなんとももどかしい関係を維持しておりますな。シリーズが完結を迎えたあかつきにどのような状態になっているのか、焦れったくも楽しみであります。