無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァーッ!

ジョジョの奇妙な冒険 第五部 黄金の風』が文庫化ですって。ジョジョネタ好きのクセに実はコミックスを持っていなかった私は1〜4部の文庫版に続いて早速購入しましたとも。
第五部はメインキャラが皆マフィアでバトルが中心のストーリーということで言動がハッチャケていてかなりステキです。チンピラNPCのキャラクタープレイするときの参考になります。
ところで、巻末に荒木飛呂彦先生のコメントが載っていたのですが、何やら考えさせられるん内容でした。前述のとおり第五部はメインキャラがマフィアでいわゆる悪人が多く登場するわけですが、この悪人を悪人として描写するのに何をどの程度まで描きこむか判断することが非常に難しかったというのです。いつ何時、どこから噛みついてくるかも知れない、姿無き相手に対して、自主規制のあり方について編集と一緒になって悩みまくったと。
表現の自由って言いますけど、表現する側からすると、規制というのは我々からは想像もつかないくらいプレッシャーなのでしょうね。グロ画像が見たいわけじゃありませんが、極端な規制を受けた作品っていうのもあまり面白そうには思えない。非常にデリケートで議論の余地の残る課題だと思うが、聞こえの良いお題目を掲げて手前に都合の良い構造を仕組もうって了見は許せねぇ。それこそが荒木作品で言及されている、吐き気のするような悪って奴じゃないのか。クソッ、納得いかねぇぞ、クソッ、クソッ!