着信アリ

電撃文庫の現代ファンタジーと言いつつその実態はホラーな『Missing』を読んだですよ。巻数も十二巻を数え物語もいよいよ終わりが近いって感じですが、ここまできてもなかなか怪異の中心に近づけないのがもどかしい。まぁホラーといってもシャドウテイカーなんかと違ってこちらは本当にメインキャラに戦う手段ありませんから。できることと言ったら怪事件の情報を集める、儀式を目撃する、この世の者でない何かと遭遇してガクブルする、命からがら脱出する……と、考えてみるとホラー系ＴＲＰＧのＰＣがやってることそのままだ（ｗ
このままガクブルして何人か帰らぬ人となるのか、それともワンパンチかまして敵の鼻を明かせるか。あとはキャラ間の感情の行方が気になりますね。武巳と凌子は普通に納まる所に納まってるっぽいんで、あとは亜紀→空目がどうなることやら。

Missing〈12〉神降ろしの物語 (電撃文庫)