愛した男は敵だった。抱いた女は殺人鬼。

WOWOWで絶賛放映中だった『ケモノヅメ』(の再放送)がついに最終回となりました。


いやぁ、内海賢二さん最高です。愛嬌と狂気と悲哀を併せ持ったラスボスっぷりに突っ込む隙もなく、ただただ圧倒されました。もうね、開いた口がふさがらないとはこういうことですよ。それに対抗する主人公側のリアクションもとても良かった。


初期の微妙な印象から一転、中盤から異様な迫力と盛り上がりを見せ、かように素晴らしいエンディングを向かえた本作を多くの人に知って頂きたいです。ああでも結構尖ったというかどぎついというかグロテスクな表現、アニメーションで、あの絵柄で若干やわらげられているからこそ強烈に表現されるグロテスクさが、ちょっと人を選ぶかもなぁ。
普段私が持て囃しているような作品とはいささか趣の異なる作品ですが、本当に楽しませて頂きました。