後付け上等!
無限のファンタジアリプレイ『七色の風をあつめて』を読みましたのですよ。可愛くて綺麗なイラストをふんだんに使ったフルカラーのルルブを全国のTRPGサークルに只配りしたりとかの武勇伝を持つTRPGですわ。
無限のファンタジア・リプレイ 七色の風をあつめて (Role&Roll Books)
- 作者: 小林正親,井上鮭
- 出版社/メーカー: 新紀元社
- 発売日: 2006/08/10
- メディア: 新書
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プレイヤーもともすれば痛いエンドに突っ走っていきそうなシナリオを、アクロバット的なプレイで無理矢理グッドエンドに捻じ曲げる強引さが良い。GMもプレイヤーのやりたい事を酌んで、おそらくアドリブでの対応が素晴しいですよ。
しつこく繰り返されるスーパーマリオネタとグダグダ感満載だった出だしからどこをどうすればこんな良い話っぽいエンディングになるんだw。戦闘しか出来ないようなシステムでも、やることはなにも戦闘ばっかりじゃなくていいんだぜ、ということでしょうかね。
ところで「ダンジョンズ&ドラゴンズ世代の人間は、ダンジョンに落ちているものはなんでも拾って持っていきたがるんだ!」という主張、自分もギリギリ引っかかる歳なもので、肯けるものがありますねw。