携帯電脳神

少年エースで連載している『未来日記』という作品の単行本第一巻を読んでみましたのですよ。一見ほのぼの系を思わせるタイトルとはうらはらに結構な勢いでサスペンスＳＦですよこれは。

未来日記 (1) (角川コミックス・エース (KCA129-5))

日記が趣味の中学生・天野雪輝は、自分の携帯に未来の出来事が打ち込まれているのを見つける。だが、読み進んだ彼が見たものは、自らの死の記述だった！　クラスメイトの少女・由乃を交え、空前のサバイバルゲーム勃発！

日記が趣味というと聞こえが良いですが、実際には人の輪に入っていけず傍観者気取りで周囲の出来事を漫然と書き留めているだけ、というなんとも覇気のない主人公ですが、第一巻の後半でその煮え切らない姿勢への報復に見舞われるシーンでなにやらどす黒い感情がオレの中で湧き上がったｗ