「ただの」なんて言い方、やめろよ

アニメ版『灼眼のシャナ』第2話を見ましたのですよ。もう切なさ乱れ撃ちでございます。
原作では名前のみ登場の平井さんを前面に押し出してこれでもかってくらい世界観を見せてる。プロモーションDVDの声優インタビューで釘宮さんと日野さんがしきりに「設定が怖い」と話されていたのはこのあたりを指していたのではないかと思うのです。
中盤からの悠二の必死っぷりもグッときましたのですよ。消えゆく平井さんを認識できない池に対して無駄に激昂しなかったところ、痛い人じゃないんですよって感じでよかった。後々現れてくる、やばい状況ほどクレバーになれる特性の伏線にもなっている、と思いたい。
ともあれ、これは電撃文庫原作のアニメとしては珍しく大当たりっつーか単品のアニメとしても名作の予感?