Venus Versus Virus

第一話でキャラの口から滔々と語られた悪い意味でいかにもっぽい設定を聞かされたときはどうしたものかと思ったのですが、2話〜3話と続けて見ているうちに主人公ルチアさんの「一見クールっぽい風を装っているつもりらしいが実はものっそいヘタレ」っぷりやヒロインであるウガアことスミレたんの「長門の中の魔法にかかってしまった残念な子すげーがんばってるよ」っぷりがだんだんキモチヨクなってきてしまいまして。気がついたら原作単行本全巻やフィギュア付Gaoを買っていたり。OPEDは平均以上に格好良いと思うんだよマジで。
ストーリー的にはTRPG風に例えると「原作物をシナリオクラフトで遊んでみよう」みたいなコンセプトで始めたがすぐにGMが投げ出してしまったのをベテランプレイヤーのPC3が自分を負け犬に堕としめながら必死にフォローを重ね、アドヴェントを回避しどうにかクライマックスフェイズまで持ち込むも、セッション会場の終了時間となってしまいエンディングはおざなり、見たいな感じの中盤までグダグダ→終盤にPL全員が変なテンションの疾走感→ジャンプ10週打ち切り作品もビックリのぶった切りエンドという、すばらしい台無しっぷりでございました。
最近になって公式サイトで監督と脚本家の人が「アニメ化の企画が立ち上がった段階で原作単行本が2巻までしか出ていなかった」などと言った苦労話が語られていますが、大変だなと思う反面、このコンビは過去につよきすを原作にぜんぜん触れずにアニメ作ったと発言していたこともあり、いまいち同情できない感じ。


ところでこの作品に限らず、アニメのDVDって高いよなぁ。2話収録で6000円とか無理っす。4話収録で2500円とかなら物の弾みで買ってしまったりできるんだが。どうにかならんのか。


Venus Versus Virus 1 [DVD]

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Venus Versus Virus 1 (電撃コミックス)

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Bravin’Bad Brew

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