D&Dリプレイ 若獅子の戦賦

先ごろ発売されましたダンジョンズアンドドラゴンズ3.5版対応のリプレイが非常に面白かったのでいまさらながら取り上げさせていただきますがかまいませんね!


D&Dリプレイ 若獅子の戦賦 (HJ文庫G)

D&Dリプレイ 若獅子の戦賦 (HJ文庫G)

D&Dについてはせいぜいクラシックを青箱対応レベルにウェポンマスタリーを混ぜてブルードラゴンと必死こいて戦ったりとか、AD&Dを2〜3回PLで遊んだ程度の若輩者なもので、ルールにつきましては隔世の感がございますな。正直、ぜんぜん別のゲームに見える。というかこれはAD&Dからの流れを踏襲しているみたいよ?
油断していると至極あっさり死んでしまえる厳しさとか*1、細かいところまで作りこまれていそうなあたりはなるほどD&Dだなぁ、さすが長年本場のアメリカンマンチ共と渡り合ってきたシステムだと感心させられます。


プレイヤーキャラクターは4人、騎士である父が負った不名誉を晴らそうと頑張る騎士見習いの少年とみせかけて実は少女なPC1と、宇宙から降ってきたロボット聖職者、電撃ブレスを吐く蛮族の王女、自称次世代スタンダード女性エルフという顔ぶれ。
プレイヤーにアルシャードのデザイナーである井上純弌氏と、数々のリプレイでオモシロはっちゃけたプレイを繰り広げてきた田中天氏が参加しているあたり大惨事を期待させてくれますが、なかなかどうして思わず唸ってしまうようなナイスプレイを見せてくれるあたり、さすがベテランプレイヤー。馬上槍試合の前口上の熱さには本気で感動しました。
また本編中で、騎士にとって時として命よりも重くもなる名誉を捨て、家族に犠牲を苦難を強いることになってまでもPC1の父が守ろうとした秘密が明らかにされたとき、読んでいて目頭とか鼻の奥とか熱くなってしまいまして、不覚にも変な顔*2しちゃいました(*´Д`)ゞ
もちろんTRPGならではのメタ視点も交えた一同大爆笑なやりとりもふんだんにありまして、そっち方面での期待を裏切らない出来になってました。


それにしても本編のGMは、毎回の戦闘にバッドステータス回避のセービングスローを要求するモンスターを登場させるあたり、プレイヤー達のノリと勢いに押され気味なふりをして実はかなりえげつないですなぁwとても参考になりますw
『はじめに』で引用されている、ダンジョンマスターガイドの記述にも励まされるものがあります。


ところでクラシックのころから、アンバーハルクっていうモンスターいるじゃないですか。私、こいつの外見がイマイチ想像つかなくて、勝手に琥珀色の超人ハルクのようなものを頭の中で描いていたのですが、公式サイトにイラストが載ってまして、見たらぜんぜん違うの。つーかこれアントラーじゃねーか!

*1:そのかわり蘇生もお手軽っぽいが。

*2:ミルズに必殺のセリフ言われたときのレイニー君みたいな面

プリズム・アーク

なんという天羅WARファンタジー風セッティングリプアニメw
いきなり本編シナリオのクライマックス付近を取り扱っているらしかったり、ヒロインの親に関するエピソードが挟まったりでややわかりにくい構成の第一話でしたが、敵勢力の某一神教風の尼僧が呼び出す“天使”が巨大ロボとか、地を埋め尽くす敵ザコ軍団をすごい必殺技で根こそぎ吹き飛ばす主人公と仲間たちとか、私の大好物ですw
主人公の声優が柿原徹也氏でしかもわりと熱血野郎なもんで、言動がカミナみたいなシモンだなーと。つーかスペック高すぎじゃね?

レンタルマギカ

原作は4巻までしか読んでいない若輩者の私ですが、まさか箒がアフターバーナー出すとは思いもよりませんでしたよw植田佳奈の溌剌とした声は良いねぇ。しかし穂波は属性詰め込みすぎではないのか。関西弁かメガネのどちらかははずすべきだったのではないか。
あと、アディリシアの使っていたフォルネウスがメタルっぽく格好良くなっていてよかった。オレの頭の中のフォルネウスは単なるでっかいエイだったもんで。

しおんの王

将棋のアニメと聞いていたのですが冒頭から殺人事件だったり主人公が喋れなかったりで、大丈夫なのかこの作品って感じでしたが、沙織さんはOPで腹黒っぽい印象だったが本編ではいいひとっぽく思わせといてやっぱり怖い人らしいとか、歩さんが実は男でびっくりしたとか、いろんな意味で予測不能なことが起こるもので、さらに大丈夫なのかこの作品。さすが制作:スタジオDEEN。あんま関係ないか。

機動戦士ガンダム00

普通に楽しんで視聴しております。
コーラサワー、グラハム、スミルノフといった、既存の勢力に属するキャラ達が頑張ってくれると面白くなりそうな予感。とはいえ、各キャラと勢力の所属関係がこのまま続くとも思えませんが。

もっけ

川澄綾子水樹奈々が怯えたり喘いだり姉妹愛だったりする以外に、基本のんびりほのぼのでたまにシリアス&ビターな雰囲気が不思議と気に入ってしまったようです。いつもだったら雰囲気アニメは退屈だからキライダーなどと罵倒するところなんですが。不思議だ。